専門コラム 困った現実との向き合い方でその後の人生の流れが変わる!

植村 猛

前職の会社の役職を引退して久しいのですが

今でも時々役員や社員から相談を受けることがあります。

 

先日も入社間もない中途採用の男性社員から

「本社スタッフの意識や思いが統一されていないので

新人の自分はいちいち混乱したり考え込んでしまったりで

困り果てることが沢山ある。

これでは仕事以前に

会社に慣れる自信がなくなってしまう」という悩みを打ち明けられました。

 

他社から転じて右も左もわからない中で

さぞや大変だろうと思いましたが

すでに引退の身である私には会社そのものをどうこうする権限はありません。

 

そこで自分の体験から

「給料は使えばなくなってしまうが、経験はなくならないどころか

かけがえのない財産として蓄積されて

この先大きな自信と力になるはずだから

嫌な事や煩わしい事も全部プラス材料だと思って頑張ってみてください。」と

励ましました。

要は自分の身に起こることは

全部主体性を持って受け止めるということが大切なのですが

これがなかなか難しくてできません。

 

人間には学んで成長したいという欲求があるはずなのに

それをするためには

自分を直視しなければならないので

なんとか誤魔化して

出来る限りは責任転嫁して済ませたいと思う気持ちが働いてしまうのでしょう。

 

私が以前お世話になり今は故人となられた霊能者の方は

12歳のときから70年以上の長い間

人の悩みや苦しみの相談を受けていらしたそうです。

 

その方は

世の中にこれほどまで多くの病み煩いや悩み事困り事があるのか!と

ただただ驚くような毎日だったとの事ですが

生前よく「人が不幸に遭うことで一番不幸なことは

その不幸を、正しい態度と深い心根をもって

受け取ることのできないことだ。」と

仰っていました。

 

古くから「災い転じて福となす」とか「人間万事塞翁が馬」とか言われていることであり

最近では「ピンチはチャンス」という言葉をよく耳にします。

わが身に起こった現実をどう受け止めるかによって

その後の人生がまったく違ってしまうことを示唆しているのでしょうが

その正しい認識もやはり自分軸をきちんとしていることが前提だと思います。

 

 

 

 

 

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