専門コラム

植村 猛

先日、ある集まりでとても有意義な話しを聞いてきました。

元有名ファーストフードチェーンで顧客満足度第一位に輝き、

現在はサービスを通じて世界中を幸せにする活動をしている方のお話しです。

 

その方はレストランで食事をしたときでも、コンビニで買い物をした時でも、サービスのよい店員さんには、

その接客を褒めてお礼の言葉が書かれたオリジナルカードをプレゼントしているそうです。

その数すでに2万枚を超えたといいます。

 

その方曰く、「良い接客をしてもらって元気をもらったり気持ちの良い買い物ができたことに感謝して、

その店員さんの存在価値を承認すると、

なぜか自分で自分を承認したことにもなり、とても幸せな気分になれる、

だから、自分を承認するためには人を承認することが一番だ」ということです。

これについて、実は私も最近似たような事をしており、まったく同感です。

私の場合は、カフェでもレストランでも、

おいしければ帰りのレジで「この店はとてもおいしい」と必ず感想を言います。

コストパフォーマンスがよければ「このお値段でこの内容とサービスなら申し分ないです。」

と言います。

 

また、スーパーのレジでも、感じの良い定員さんに、

「あなたのおかげで、いつもとても気持ち良く買い物できるので、

多少混んでいてもあなたのいるレジに並びます。」と言ったこともありました。

 

私がそう言った店員さんは、ほぼ100%照れながらもとても嬉しそうな笑顔になり、

次に行った時には誰よりも先に「こんにちは!」と満面の笑みで迎えてくれます。

最初に感想を言った時も、二度目に笑顔で迎えてくれた時も、

私自身がすごく幸せな気分になり、

心の底からウキウキしてしまいます。

 

人の良い点を私が認め、その結果私自身も癒されるという不思議な法則に気がついたのです。

 

以前の私は、自分の引け目と不満感から、

どうにか人を下げて自分を高めようと躍起になっていたような気がします。

人のアラを探してその人を下げれば自分が上がるような気がするのは、

とんでもない錯覚どころか、もっと下に自分を落とす大変愚かな行為です。

人を認めて持ち上げても、絶対に自分が下がることはありません。

むしろ間違いなく急浮上すること請け合いです。

反対に人を下げれば、自分はもっと惨めになるだけです。

これはどうやら人の世の公理であって、科学的には説明が難しくても必ず起こる現象のようです。

 

 

メールマガジン登録

メールマガジン登録

各種ご案内、更新情報をお届けします。ぜひご登録ください。