専門コラム 社長はどうしていつも元気なんだろう?

植村 猛

日本には社長と呼ばれている人は法人の数から推算して200万人くらになるそうです。

1人で複数社掛け持ちする例も多いので、実際にはこれより少なくなるでしょうが、

それでも100万人は下らないと思います。

実に日本人の100人に1人から2人は社長だということになります。

 

一口に社長と言っても様々な方がいますが、

なぜか皆さんとても元気でエネルギッシュなイメージがあります。

ベンチャー系の社長は特にそうです。

 

では社長になるような人はどなたもメンタルが強くて健康そのものなのでしょうか?

 

答えは必ずしもそうとは限らないです。

 

社長といえども人間ですから、落ち込むこともあれば病気もするでしょう。

「自分は気が弱い」と公言している社長は何人もいますし

持病を抱えていたりすぐに体調を崩しやすい人も珍しくありません。

 

それなのにどうしていつも元気で威勢がいいという印象を受けるのでしょうか?

 

それは日頃の考え方とストレスとの付き合い方に秘訣があるようです。

 

考え方としては

  1. できない理由よりもできる方法を考える 。会社を経営していると無理難題が続出しますが、ちょっと視点を変えるだけで意外に解決してしまう場合がほとんどです。
  2. 済んでしまったことは全部忘れる 。社長は本当によく失敗しますが、失敗にはこだわらずいつも心機一転で臨みます。
  3. 常に考え、思いついた事は即実行 。常に考えているのは日常的な事ばかりではなく、日本一・世界一を目指すなど大それた事も沢山あります。でもそれに向かってすぐに一歩踏み出します。
  4. なんでもダメ元でチャレンジしてみる 。思いついたことはとりあえずやってみて、ダメならすぐにやめればいいという考え方をします。
  5. 実害がなければ自分の噂や評判などは一切取り合わない。とかく内外から批判・中傷されやすい立場ですが、実害がなければ無視します。

  でも、内心は結構傷ついていたり気にしているようです。

 

これらの考え方の根底には自己肯定感の強さが必要ですが、

いくら社長でも最初から自信満々の人はいないと思います。

おそらく初めは演技でしょう。

 

いかにも自信があるように元気一杯に演じて演じていくうちに

自分自身が役に成り切って自然体になっていくのではないかと思います。

ストレスの解消法は

  1. 運動をかかさない。筋トレやダッシュなど運動をすると、男性ホルモンの一種であるテストステロン値が上昇して闘争本能が蘇り、前向きで活動的になるといわれています。フィットネスクラブ通いはもちろんですが、トライアスロンやアイアンマンレースに参加している社長も大勢います。
  2. プライベートも一生懸命に過ごす 。社長業は厳しさの連続ですから仕事を一生懸命がんばるのはもちろんですが、オフであるプライベートの過ごし方もかなり真剣です。例えば旅行に行くのも食事に行くのもできるだけ良いところで今の自分に有益なところをと、一生懸命に調べるなど仕事とは違うストレスをわざわざ創り出しているかのようです。
  3. 時には思い切って羽目を外す。ストレスが限界になりそうになった時は、心いくまで酒を飲むとか、思い切って旅に出て旅先で遊び回るなど、時間と体力が許す限り目いっぱい羽目を外すことも珍しくありません。
  4. 好んで会うのはエネルギッシュな人、買い物や食事は繁盛店というように、いつも元気と活気を求めています。おそらく人一倍消耗していく自分のエネルギーを他から常にチャージしているのだと思います。

 

以上は私が知る限りの社長と呼ばれている方々の特徴をまとめたもので、必ずしも全部の方がそうだというわけではありません。

 

ただ、長年自社の社長の身近にいて、また何社かの社長とお付き合いさせていただいて感じた事は、どなたも決して超人ではないということです。

弱音も吐けばやけ酒もあおります。

 

ただ、気持ちの切り替えがすごく早くて、不安や後悔にいつまでも時間を費やすことはまずありません。

 

おそらく社長の素質のひとつに価値観がきちんと身についているかどうかがあるのではないかと思います。

つまり、何が大事で何が無駄かをよくわかっているのです。

 

時間はお金と同じかそれ以上に貴重であり、健康もまたとても大事な事です。

ですから社長と呼ばれる方々は、考えても仕方のないことにいつまでも時間を浪費しないですし、常に体を鍛えて心身の健康を維持することに熱心なのだと思います。

 

 

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